「成沢・成澤」の名字の由来 | |
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■ 成沢・成澤(なりさわ、なるさわ)
【2022/08/31:改編】
# 1526位
# 長野県に多くみられ、特に上田市の旧丸子町に多くみられる。また山形県の鶴岡市藤島に多くみられる。
# 山形県:166位、長野県:236位、宮城県:291位など。
# 主なルーツ地
・ 出羽国村山郡成沢村(山形県山形市成沢)をルーツとする清和源氏の最上氏流。戦国時代に山形市蔵王成沢楯山にあった成沢城(鳴沢城)に成沢氏がいた。成沢城は鳴沢楯とも言い。鳴沢楯趾は泉出楯とも書いた。成沢は鳴沢とも書いた。天正年間の城主は成沢(なりさわ)道仲。
・ 信濃国小県郡海野荘成沢(長野県東御市)をルーツとし、諏訪神道の出と言われる。
# 出羽国の戦国大名の最上氏の庶流。1383年に最上直家の六男の義兼が成沢城(山形市蔵王成沢)を築城して拠り、成沢氏を称したのが祖。道忠は最上義光に仕えて5000石を領した。【出典】
・ 最上直家ー成沢義兼ー義総ー義佑ー義清ー道忠
# 成澤(なりさわ・なるさわ): 地名や名字の両方にあるが、「なりさわ」という読み方と「なるさわ」という読み方があるようで、知り合いの「成澤」さんは「なるさわ」と読むらしい。それと、彼曰く。「成澤」の発祥は山形で、その後長野県の上田に移ったらしい。山形の成澤と言えば山形市の山大医学部の近くに「山形県山形市成沢(なりさわ)」という地名があるよなぁ。
# 成沢: 長野県内では半数近くが上田市にみられ、山形県内では半数以上が鶴岡市にみられる。山形県鶴岡市古郡成沢の地名があるが、関係あるか?
# 成澤: 東日本を中心に広く分布し突出した県はみあたらない。長野県内では半数近くが上田市にみられ、山形県内では半数近くが鶴岡市にみられる。
# 山形県の成沢家
# 長野県の成沢家
# 参考: 最上義光歴史館
# 「沢」のつく名字。
# 「成」のつく名字。
# 2016年11月2日の山形新聞のWeb記事によると、山形市蔵王成沢で「成沢一族の供養塔の除幕式」が行われたそうだ。この地をルーツとする成沢氏は最上義光の家臣で、最上家の改易騒動を前に伊達家をたよって、宮城県の松島町に移住したそうだ。そのため、松島町に供養塔があったらしいが、今回成沢城跡の成沢八幡神社奥の院に移設されもの。
それにしても、成沢氏の末裔って滋賀県に住んでるんだねぇ。最上家が改易後に近江国に最上家が転じたらしいからそれに由来するのか。また、幕末の山形藩も明治維新後には近江国に、朝日山藩として転じているからなぁ。
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