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■ てんまる 日本語に革命をもたらした句読点 山口 謠司 PHP新書
# 日本語としての文章語が確立されるにつれて「てんまる」が必要となっていった。
# 文章を「黙読」する習慣がなかった時代には「てんまる」はほとんど必要無かった。
# 明治時代の教育制度の開始(言文一致運動)と同時に生まれたといってもいい。
# 「ここではきものをぬいでください」。これは、「点」をどこにうつかによって意味が大きく変わる。
� ,海海如△呂�ものを、ぬいでください。
�◆,海海任蓮△�ものを、ぬいでください。
# 結婚式の招待状には「てんまる」は入れてはいけない。「てんまる」は文章を「切る」もので、二人の「絆を切る」になる。言霊だぁ。
# 日本語には正しい「てんまる」の付け方は無い。原稿をしゃべりながら書くと、息継ぎのところでどうしても「、」を打ちやすくなり「てんまる」の多い文章になりがち。
# 源氏物語は、当時の「話し言葉」をそのまま文字に起こしたもの。
# てんまるはいつからはじまったのか?
・ 「、」の記号が使用された最も古い史料は、奈良時代の天平十七年(745年)以前に写された「文選李善(りぜん)注」と言われる。