| 「通史」と「特殊史」 | |
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■ 「通史」と「特殊史」
井沢元彦著の「逆説の日本史12天下泰平と家康の謎」を読んでいたら、「通史」と「特殊史」という用語がでてきた。通史は理解できるが、特殊史という言葉は初見である。そもそも、漢字変換ででてこなかった。
井沢元彦さんの言葉を借りればこうである。
・ ライオンの写真家という職業があると仮定すると、その中には「頭専門の写真家」「胴体専門の写真家」「足専門の写真家」「尻尾専門の写真家」などがいる。これは、日本史には江戸時代専門の学者がいたり、そのなかでも元禄時代専門の学者がいたりと、細分化されている。この細分化された歴史が「特殊史」なのだそうだ。では、卓越したそれぞれのライオンのパーツも専門写真家の優秀な写真をつなぎ合わせれば、ライオン全体を表現する写真ができるのか?という問いである。それよりも、素人が解像度の低いデジカメで撮影した「ライオンの全体写真」の方が、ライオンを端的に表現していないか、ということである。これがまさに「通史」といえるのだろうか。
たとえを変えれば、特定の病気の専門家の医師が、人の身体のことをすべて把握して、すべての病気に対応できるのかというのと似ているか。「木を見て森を見ず」という言葉もあるしねぇ。