人の移動は文化の移動
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■ 150714: 人の移動は文化の移動

江戸時代の約260年で、全国300諸藩で領地替えがなかった地域は意外に少なく、大規模な人(名字)と文化の移動が頻繁に行われました。

例えば島原の乱島原藩内の人口が半減したので、各地から移民が来た。中でも、小豆島からの移民が小豆島のうどんを島原に伝えたという。そのせいで島原名物?はうどん。それから出石蕎麦は信州上田からきた、仙石の殿様が伝えたといい、栃木のかんぴょうも近江から来たなんとかという殿様が伝えたという。

・ 慶応元年(1865年)、上総国天羽郡岩坂村(千葉県富津市)では、村人が出羽国湯殿山(山形県の出羽三山の一つ)に参詣した際に持ち帰った種籾が栽培されていた。【百姓の力 江戸時代から見える日本 渡辺尚志 角川ソフィア文庫】
※ まさに、人の移動は文化や産業の移動ですねぇ。

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