「山」の地名の資料集
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■ 「山」のつく名字 ・ 「山」のつく地名

■ 「山」のつく名字は、約800種類あるという。【出典】

■ 「山」や「林」は村落を守る神社が作られた神聖な場所を示す。

■ 「山」の地名

・ 「山」に関する語の用法: 「岳」「嶽」「嶺」「峰」は、「山」と同義で使用される。例えば「富士山」は「富嶽」といい、葛飾北斎の「富嶽三十六景」が有名。また「筑波山」を「筑波嶺(ネ)」と呼ぶ例も多い。「尾」も、古くから「山」と同義に使用された。「高尾」「栂尾」などがそうである。【出典】

・ 「山」のつく地名で最も多いのは「大山」で、全国の主要地名として45例見られる。また、「小山」は全国の主要地名として15例見られるが、小地名は極めて多く見られる。【出典】

・ 箱根山の名前は、「芦ノ湖を囲む山々の形が箱を伏せた形に似ている」ことにちなむ。しかし、「はこやま」では語感が良くないので、「はこね(箱嶺)」となって、それが「箱根」となった。【出典】

・ 兵庫県篠山市(現丹波篠山市)の地名は、そのあたりが笹が生い茂る小高い山であったことに因む。【出典】

・ 弥山(みせん): 広島県の宮島の主峰。ここは、空海の開創の霊地とされ、仏教の神仙境の須弥山(しゅみせん)にちなんで名付けたという。【出典】

★ 「山」の地名: 出雲国の風土記では、山を、木の生えている「山」と、木の生えていない「野(ヌ)」と区別している。
・ 山に囲まれた地形を、東日本では「沢」、西日本では「谷」という。

★ 「山」の地名: 国土地理院の2万5千分の1の地図で31,465カ所。【漢字の民俗誌 丹羽基二 大修館書店】

★ 「山本」の地名を、国土地理院の二万五千分の一の地図でみると、約130カ所(小地名を含めると約20倍)ある。【出典】

★ 山の名前: 日本山名総覧によると、一番多いのは「城山(276)」。ついで「丸山(158)」「愛宕山(111)」。そして、権現山、大平山、高山、大森山、烏帽子山、飯盛山、高倉山、妙見山、茶臼山、天狗山など。【日本地名学を学ぶ人のために 吉田金彦・糸井通浩 世界思想社】

★ 山名の地名伝承
・ 朝日(旭)岳: 近辺の山峰と比べて、真っ先に太陽の光が当たる山の場合が多い。
・ 伊吹山: 「イブキ」は東の山麓にあった製鉄業に携わる集団の伊福(いぶき)郷(岐阜県池田町)に由来し、「鉄の吹く山」を語源とする説がある。
・ 岩倉(蔵): 原始信仰の名残とも考えられる。
【日本地名学を学ぶ人のために 吉田金彦・糸井通浩 世界思想社】

★ 山名の複合地名: 一つの山の名が一つとは限らない。四方八方の山麓で名前が違う場合がある。【日本地名学を学ぶ人のために 吉田金彦・糸井通浩 世界思想社】

★ 山岳難読地名
・ 四阿(あずまや)山: 長野県、群馬県。東屋に由来する。
・ 大崩(おおくえ)山: 宮崎県。「クエ」は「崩」の古代読み。
・ 清水(しょうず)岳(富山県)、笈ヶ岳(おいづるがたけ・石川県)、丹波天平(たばでーろ・山梨県)、戸蔵(とぞ・長野県)、賤母山(しずもやま・長野県)、川上岳(かおれだけ・岐阜県)、雲母峰(きららみね・三重県)、三頭山(みつづこやま・京都府)。
【日本地名学を学ぶ人のために 吉田金彦・糸井通浩 世界思想社】

★ 登山専門用語地名
・ 乗越、尾根、コル、キレット。コルは稜線上の凹地、キレットは山稜がV字型に深く切れ込んだ割れ目。【日本地名学を学ぶ人のために 吉田金彦・糸井通浩 世界思想社】
※ キレット = 切戸?切戸地名は全国に見られるが、山岳部じゃないところにもあるなぁ。そこは、河川の堤防が「切れた」からの転訛か? 

■ やま【山】
�(臣呂茲蠅盥發�隆起した地塊。谷と谷との間に挟まれた凸起部。古く、神が降下し領する所として信仰の対象とされた。万葉集17「すめ神の裾廻すそみの―の」。「―に登る」「富士は日本一の―」 �┿確咫J臣呂領咾鬚發い�。【広辞苑】
※ �┐肪躇佞任垢佑А�

■ 日本は山国だが、山の中に住むのは不便なので山の麓(山本、山元、山下)に住むのが自然だ。そして、危険が近づくと山の中に逃げ込む。【出典】  

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