| オノマトペ | |
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「オノマトペ」とは、「擬音語」や「擬態語」のことである。オノマトペは英語では200くらいらしいが、日本語では4500くらいあるらしい。いかにその一例を記載する。
■ アッサリ: 性格や態度にこだわりやしつこさがなくて、淡白な様子を表す。また、思い切りのいい様子も言う。
■ イザコザ: 意見の行き違いや折り合わないところなどがあってもめること。揉め事を表す。
■ オットリ: 性格や態度、口調などが穏やかで落ち着いている様子を表す。しかし、性格や態度については、世事に疎かったり、積極性にかけて人に後れをとったりするなどのマイナス面もあり、批判的な意味合いに用いることがある。
■ オロオロ: 思いがけない出来事に戸惑って、うろたえた様子を表す。
■ カスカス: 必要な水分が足りなくて、繊維質が目立つ様子を表す。新鮮さがなく、食感も悪く美味しくない状態をいう。
■ ガタガタ: 歯の健康状態が全体的に悪い様子を表す。
■ カチカチ: 物が硬い様子を表す。その強調表現は「かっちかち」「かちんかちん」。
■ カッカ: 激しく怒る様子を表す。また、怒って興奮する様子も言う。
■ ガミガミ: 叱ること。口やかましく叱る様子を表す。通常は、目上の人が目下の人に対して、一方的にまくしたてる様子をいう。
■ カンカン: 激しく怒る様子を表す。炭火などが勢いよくおこるようすからの比喩で、顔を真っ赤にして怒るような状態をいう。
■ キー: 物がきしんで立てるかん高い音を表す。
■ ギクシャク: 考え方や感情の食い違い、状況の変化などから、関係がうまくいかず、円滑でなくなる様子を表す。人間関係のほかに、社会のありかたや外交関係などにも使用される。
■ ギスギス: やせて骨ばっていて、貧相な様子を表す。
■ キュッ: しっかりつかんだり、握ったりする様子を表す。
■ クヨクヨ: 過去のことや小さなことにこだわっていつまでも思い悩む様子を表す。鎌倉時代には古語の「悔ゆ」を繰り返した「くゆくゆ」だったが、江戸時代になって「くよくよ」に変化したという。
■ グラグラ: 歯が固定していなくて揺れ動く様子を表す。
■ グリグリ: 皮下にできた、硬くて丸みのあるしこりのこと。また、そのしこりが動く様子。
■ グルグル: ひどくめまいを感じる様子を表す。
■ クルリ(クルッ): 「クルリ」は、体をすばやく回転させて振り向く様子を表す。その瞬間を捉えた様子は「クルッ」という。
■ ゴタゴタ: 面倒なことが起こってもめる様子。また、その揉め事を表す。「イザコザ」は、比較的小さな揉め事で、「ゴタゴタ」は複雑で厄介な場合にいうことが多い。
■ ゴツゴツ: 角ばっていて、なだらかでは無い様子を表す。
■ コッテリ: 時間をかけて、徹底的に叱る様子を表す。「例:こってり油を絞られた」。
■ コテコテ(ゴテゴテ): 「コテコテ」は、塗料や化粧品などを厚く塗る様子を表す。くどいほど厚く塗る場合には「ゴテゴテ」という。
■ コンコン: 連続的に狐が鳴く声を表す。狐を意味する幼児語。一回鳴く場合には「コン」。
■ コンチキチ: 囃子の鉦(かね)を打ち鳴らす高い音を表す。
■ ササッ: 動作や行為がすばやい様子を表す。速さに加えて、勢いの良さがある。「例:お茶漬けをササッとかき込む」。
■ サッ: 微風が一瞬吹く様子を表す。使用例:涼しい風がサッと頬をなでていった。「サーッ」は、瞬間的に吹き抜ける様子を表す。
■ サッサ: 動作や行為がぐずぐずしたり迷ったりしないで、すばやい様子を表す。「サッサッサ」は行動が次から次へと続けざまですばやい様子を表す。
■ サッサッ: 動作・行為がテンポよくすばやい様子を表す。動きに切れや勢いがある。
■ サラサラ: 水が淀みなく滑るように流れる音や様子。使用例:小川がサラサラ流れている。
■ サラサラ: 軽く流し込むように食べる様子や音を表す。「サラサラッ」は勢いを付加した表現。
■ サンサン: 日光がきらきらと輝く様子を表す。
■ シクシク: 断続的にぶく刺すように痛む様子を表す。腹痛、胃痛、歯痛などに際して利用する。
■ シットリ: 物静かで上品な様子を表す。内面に潤いがある感じで、主に女性についていう。
■ ジットリ: ひどく湿気を含む様子で、不快感を伴う。
■ シックリ: お互いの心が通じ合い、間柄が円満な様子を表す。否定形で使用する場合が多い。
■ ズキズキ: 脈打つように断続的に激しく痛む様子を表す。「ズキン」は、一瞬激しく痛む様子をいい、「ズキンズキン」はその状態が繰り返し続く様子を表す。
■ スクスク: 順調に元気よく育つ様子を表す。動物や植物にも使用する。
■ ストン: 物が一気にまっすぐ下に落ちるようす。
■ スルスル: 麺を滑らかにすする様子や音を表す。また、麺ののど越しが滑らかな様子。「スルスルッ」は勢いを加えた表現。「スルッ」は、一回すする瞬間を捉えた表現。
■ ズルズル: 麺を引きずるようにすする様子や音を表す。「ズルズル」に対して、「スルスル」は、のど越しの滑らかさや、音の軽快感を強調し、「ズルズル」は耳障りに聞こえることがある。「ズルズルッ」は勢いを加えた表現。「ズルッ」は、一回すする瞬間を捉えた表現。
■ チカチカ: 小さな光がすばやく点滅する様子を表す。また、小刻みに揺れる様子を表す。
■ チャンチキ、チャンチキチン: 囃子の鉦(かね)を打ち鳴らす高い音。
■ チリチリ: 物が細かくちぢれている様子を表す。
■ ツイ: 時間がほんのわずかな様子。「さっき」「今しがた」「最近」などの語の前につけて、時間の隔たりや差がさらにわずかな様子を強調していう。
■ ツーカー: お互いに気心が知れて、いちいち説明しなくても、わずかの言葉だけで理解し得る様子を表す。「ツーと言えばカーと答える」の略。
■ ツーツー: 電話の話し中を伝えたり、通話が切れたりしたときの信号音を表す。
■ ツクネン: 何もすることなく、一人ぼんやりしている様子を表す。
■ ツルツル: 麺を滑らかにすする様子や音を表す。また、麺ののど越しが滑らかな様子。「スルスル」よりは音が高く、大きい。「ツルツルッ」は勢いを加えた表現。「ツルッ」は、一回すする瞬間を捉えた表現。
■ ツルリ: 麺類がなめらかにのどを通る様子を表す。「ツルッ」は、瞬間を捉えた表現。
■ ドキドキ: 期待と不安が混ざって、胸が高鳴る様子を表す。
■ ドギマギ: 不意をつかれたり圧倒されたりして、うろたえる様子を表す。「ドギ」は、心臓の鼓動が激しい様子を表し、「マギ」は分別がつかなくなる意味の「まぎれる」「まぎれ」の「まぎ」で、「どぎまぎ」は、心臓がどぎどぎして行動に分別がつかなくなる状態をいう。
■ ドッ: 瞬間的に大きく鳴り響くどよめきの声を表す。
■ トロン: 眠くて目つきがぼんやりする様子を表す。
■ ドン: 重量のある物が堂々とその場にある様子を表す。「ドーン」は、その強調表現。
■ ドンヨリ: 目が濁っていて生き生きとした気力や活力が感じられない様子を表す。
■ ナヨナヨ: 細長い物が弱々しくたわむ様子を表す。使用例:柳の枝が風でナヨナヨと揺れている。
■ ノッペリ(ノペッ): 「ノッペリ」は、目鼻立ちが平で締まりのない様子を表す。「ノペッ」は、締まりの無い感じを強調した表現。
■ ノンビリ: 性格がおおらかで急いだりあわてたりすることなく、落ち着いている様子を表す。
■ ハキハキ: 態度が明瞭で、快活な様子を表す。
■ パチパチ: そろばんを軽快にすばやくはじく音を表す。
■ パチパチ: 静電気が発生するときの音や様子を表す。「パチパチッ」は勢いを加えた表現。
■ バッタリ: 思いがけなく人と出会う様子を表す。「バッタリ」は、会いたくない人に出くわす場合にも言う。「パッタリ」は「バッタリ」よりも、会ったときの意外性や衝撃が柔らかい感じがある。
■ ハハハ: 大口を開けて、快活に笑う声を表す。短く切って笑う「ハッハッハ」は「ハハハ」よりリズミカルで勢いがあっれ、快活さが増す。「ハハハハハ」は続けざまに笑う声。
■ ハラハラ: 気をもむこと。危険や不安を感じたり、心配したり、気をもむ様子を表す。
■ ピーチクパーチク: 小鳥がにぎやかにさえずる声を表す。また、人が甲高い声で賑やかに話す声やその様子をも表す。
■ ヒクヒク: 体の一部が小刻みに脈打つように震えて動く様子を表す。「ヒクヒクッ」は勢いを付加した表現。「ヒクッ」は瞬間的に一回震え動く様子を表す。
■ ピクピク: 体の一部が小刻みにけいれんしたように震えて動く様子を表す。「ピクピクッ」は勢いを付加した表現。「ピクリ」「ピクン」は、一回震え動く様子。「ピクッ」は、瞬間的に一回震えて動く様子を表す。自分の意志で動かす場合にもいい、「ヒクヒク」よりも動きが強い。
■ ヒュルル: 風が笛を高く吹き鳴らしたような音を立てて、ひと渡り吹く様子や音を表す。「ヒュルルン」ともいう。「ヒュルルヒュルル」「ヒュルルーヒュルルー」は連続して吹く様子や音を表し、物悲しさを感じさせる。
■ ヒョッコリ: 思いがけなく人と出会う様子を表す。「バッタリ」は出会ったときの意外性や衝撃が強く、出くわすという感じであるが、「ヒョッコリ」は偶然性が高い。
■ ビンビン: 高くて耳をつんざくように強く響く音や様子。
■ フカフカ: 柔くて、ほどよい弾力がある様子。「フッカフッカ」は、その強調表現。使用例:フカフカの布団。
■ フニャフニャ: 性格や態度が軟弱で、自主性にかけて、頼りない様子を表す。
■ ブラブラ: つりさがったり、たれさがったりしている物が連続して前後左右に揺れ動く様子を表す。「ブラリブラリ」「ブランブラン」は一回ごとの揺れる動きを強調した表現。
■ ペシャン: 瞬間に平らな状態につぶれる様子を表す。「ペシャン」はくだけた表現で、「ペシャンコ」は押しつぶされて平らになった状態をいう。
■ ベタベタ: 一面に濃厚に塗りつける様子を表す。
■ ペタペタ: 一面に軽く塗りたくる様子を表す。
■ ペロリ: 舌で一回軽くなめる様子を表す。「ペロン」は勢いよくなめる様子。「ペロッ」は、瞬間をとらえた表現。
■ ペンペン: 平手で尻を軽く叩く様子や音を表す。幼児語。
■ ポカン: あっけにとられたり、何も思ったり考えたりしないで放心状態でいる様子を表す。また、呆然として口を締まりなく開ける様子もいう。
■ ホクホク: 火を通した芋類などが、余分な水分がなく、柔らかくておいしい様子を表す。「ホックホク」はその強調表現。
■ ポッカリ: 空中や水面に物が一つ軽そうに浮いている様子を表す。「プカリ」は物が浮いている状態を客観的に表した表現だが、「ポッカリ」は浮かんでいる物を見たときの軽い衝撃や感慨が込められている。
■ ポツンポツン: あちこちに転々と散らばって存在する様子を表す。
■ ホロリ: 食べたときに、噛まなくても口の中で柔らかくくずれる様子を表す。
■ ポロンポロン: ピアノの音色。音を確かめるように、あるいはたどたどしく、一音ずつゆっくり弾く音を表す。
■ ボンヤリ: 頭の働きや注意力が散漫で、集中していない様子を表す。
■ ムラムラ: 激しい怒りが急に湧き起こる様子。「ムラムラッ」は勢いを付加した表現で、「ムラムラ」よりも激しさが増す。
■ ムンズ: 荒々しく力をこめて掴む様子を表す。
■ モッチリ: 柔くて、粘り気と弾力がある様子を表す。「もっちり」は「もちもち」と同様に、餅のような食感を表しているが、いかにもモチモチしている様子を強めて表現する。「もちっ」は、その瞬間をとらえた表現。
■ モチモチ: 柔らかくて、粘り気と弾力のある様子を表す。「もちもちっ」「もっちもち」は、その強調表現。
■ ヤッサモッサ: 大勢の人が集まって、揉めたり混乱したりする様子。
■ ユサユサ: 重量のある物が大きくゆっくりと揺れ動く様子を表す。「ユッサユッサ」は「ユサユサ」よりも動きがさらに大きくゆっくり揺れ動く様子を表す。
■ ユッタリ: 緊張などから解放されて、心にゆとりがある様子。使用例:余生をユッタリと過ごす。
■ ワクワク: 喜びや楽しさや期待などで胸が踊る様子を表す。「ドキドキ」と合わせて「ドキドキワクワク」の形で使用すると、胸の高鳴りを強調する形式になる。
■ ワンワン: 連続的に犬が吠える声を表し、犬を意味する幼児語。一回鳴く場合には「ワン」。
■ 鶯の鳴き声
・ ホーホケキョ: 「法法華経」と聞きなす。
・ ケキョケキョ: 鶯の警戒の無い声。
・ チャッチャッ: 鶯の地鳴き。笹薮で鳴くことから「笹鳴き」という。
【参考】: 「言いたいこと」から引ける オノマトペ辞典 西谷裕子 東京堂出版