「蔵王山」の地名の由来
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■ 蔵王山(ざおうさん)

# 気象庁の正式な表記では「ざおうざん」と濁りますが、地元では普通「ざおうさん」と濁らないので、ここでは「ざおうさん」と表記。

# 古来「わすれずの山」と言われていた。蔵王連峰の宮城県側、七ヶ宿町の北方に「不忘山(ふぼうさん)」という山がありその名を残している。蔵王という名は690年に刈田岳に金剛蔵王大権現を持ってきたことに始まるのだが、どうして「蔵王」という名がついたかは不明である。

# 蔵王山(ざおうさん): 山形県と宮城県の間にある火山連峰の総称で北は笹谷峠。昔は不忘山(わすれずのやま)・刈田嶺と称されていたが、天武天皇の時代に僧行願が大和国吉野の金峯山にあった蔵王権現を祀って以来、蔵王山と称するようになったと伝えられる。これらの山域は、噴火の歴史が新しく承和11年から大正期までくり返している。今日でも、御釜北東部丸山沢および蔵王沢傾城岩付近では水蒸気を噴出している活火山である。南蔵王は、北蔵王よりも古い火山体で、全山山頂まで樹木に覆われている。また、蔵王山はかつて女人禁制の修験の山としても知られ、「西のおやま」と称された出羽三山に対して、「東のおやま」と称し、厚い信仰を集めていた。【出典】 

# 国土地理院は2018年3月に「ざおうさん」の呼称を追加。それをうけて気象庁も2018年に11月8日に、これまでの「ざおうざん」に加えて、「ざおうさん」を併用すると発表。気象庁のサイトでは、「ざおうざん(ざおうさん)」、英名が「Zaozan(Zaosan)」と表記。なお、山形地方気象台では「ざおうさん」を使用するが、仙台管区気象台では今まで通り「ざおうざん」と読む。

# 蔵王連峰も、かつては女人禁制の修験道場で、出羽三山に対して「西のお山」と呼ばれた。【出典

# 蔵王山は「西のお山」?、これ疑問。

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